ソフトバンク ダルを攻略!日本ハム戦連敗止める

[ 2010年8月13日 21:03 ]

日本ハムに勝利し、お立ち台で笑顔を見せる3勝目を挙げたソフトバンクの山田(右)と勝ち越し2ランのペタジーニ

 【ソフトバンク5-1日本ハム】二回までダルビッシュに無安打に抑えられたソフトバンク打線が牙をむいた。三回に1点、四回は5長短打で4点を奪った。勝ち越し2ランを放ったペタジーニは「後の打者が続いてくれたし、自分が着火点になれた」と表情を緩めた。

 三回は好機が一度ついえた後の2死一、三塁で本多が左前に先制打。同点とされた直後の四回は先頭の小久保が速球を右前にはじき返し、ペタジーニも外角の150キロを左翼席に運んだ。秋山監督が「本来の一番いい本塁打が出た」と評した一打で勢いづき、2死から川崎の適時二塁打でさらに2点を加えた。
 チームは今季のダルビッシュが開幕当時よりもツーシームが減り、スライダーが増えたと分析。速球かスライダーに絞る作戦を立てていた。ペタジーニはダルビッシュとはこの日が初対戦だったが「事前に情報は得ていた」という。「打てる球を待っていたが、制球のいい投手だから的を絞るのが大変だった」と頭をかきながらも、きっちりと実践してみせた。
 ダルビッシュには2007年から09年にかけて9連敗したが、今季はこれで2勝1敗。難敵攻略でこのカードの連敗も4で止めた。

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2010年8月13日のニュース