昨夏覇者の貫録…中京大中京、２年連続切符

　【愛知決勝・中京大中京７―２愛知啓成】昨年の全国覇者・中京大中京が２年連続出場を決めた。

　初回２死二塁で、ドラフト候補でもある主将の磯村が先制左前打。３回１死一、三塁では左越え適時打も放った。６回２死一塁からは、こちらもプロ注目のエース森本が好リリーフと、投打で愛知啓成に力の差を見せつけた。今大会限りで勇退する大藤監督は、目に涙をためながら「子供たちにありがとう、と言いたいです。一日でも長く野球をやりたい」。連覇達成なら、中京大中京では中京商時代の３１～３３年に３連覇して以来。磯村も「先生にとって最後の夏。（チームは）団結がより強くなった。頂点目指していきます」と誓った。

　▼中京大中京　春夏計１１度優勝。スケートの浅田がＯＧ。