イチローを「しんどくさせる」 ひどくなる一方のマリナーズ 

[ 2010年7月31日 10:55 ]

ツインズ戦を前に、初めて訪れたターゲット・フィールドのフェンスの感触を確かめるマリナーズのイチロー

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 【マリナーズ3―5ツインズ】フェンスに体をぶつける。フェンスに足をかけて駆け上ろうとする。今季開場したターゲット・フィールドを初めて訪れたイチローは、まず新球場をチェックした。
 フリー打撃後、次の組が打ち終わるまで右翼定位置で打球を追った。芝の状態、感触や打球の転がり方などを調べるだけでなく、背中に差し出したグラブで捕球するなど体が思い通りに動かせているかの確認作業も行う。お決まりの準備を終えてゲームに臨んだ。
 五回の第3打席。外寄りの直球をきっちりとらえると左前に運んだ。これで3試合連続安打。イチロー自身は調子を徐々に取り戻しつつある。だが、チームは二回に2死から二ゴロ失策と本塁打で先制された。三回も2死三塁で、三塁手の失策で追加点を許した。
 試合を重ねるごとにマリナーズの戦いぶりはひどくなる一方だ。「(チームの勝敗の)結果が(心身を)しんどくさせる」。前日、イチローが話した通りの状態が続いている。

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2010年7月31日のニュース