日本打線爆発!次は1位通過懸けキューバ戦

[ 2010年7月31日 21:42 ]

 【世界大学野球 日本15―0中国】日本の打線が大爆発した。格下の中国相手とはいえ、17安打で15得点。チームとして重視していたつながりも発揮し、初戦の韓国戦に続いて快勝した。勢いに乗って1次リーグでの1位通過を懸けて、強豪キューバに挑む。

 一回1死二塁から3番伊志嶺の右飛で二塁走者の渡辺が三塁に進塁。「日本は投手陣がいいから、打線が早く援護できれば勝てる」と常に口にする4番伊藤の中前打であっという間に先制した。
 圧巻だったのは四回の攻撃だ。2死無走者から8連打で7点を挙げて勝負を決めた。右翼線に適時三塁打を放った伊志嶺主将は「逆方向を意識した」と手応えを話し、中越えに2試合連続本塁打の伊藤も「センター返しを心掛けた結果」と胸を張った。
 キューバには4年前の第3回大会で、1次リーグと3位決定戦で敗れている。榎本監督は「2006年の借りを返したい。キューバは空中戦で来るだろうが、日本は走ったりゴロで抜けたりの地上戦でひと泡吹かせたい」と、言葉に力を込めた。

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2010年7月31日のニュース