千羽鶴届けられず…木村拓也コーチ母校、始業式で黙とう

[ 2010年4月9日 06:00 ]

 巨人・木村拓コーチの母校である宮崎南では始業式が行われ、入学前の新入生を除く2、3年生781人が黙とうをささげた。

 同コーチは現役時代の08年12月5日にOBとして巨人・清武球団代表とともに母校を訪問。トークショーを行い「我慢しなければ前に進めない」と後輩にエールを送った。児玉宗久教頭は「黙とうの際、佐々木逸夫校長が、木村さんが残した我慢という言葉の大切さをあらためて生徒に伝えた」と説明。同校では同コーチの回復を願い野球部、生徒会がそれぞれ千羽鶴を作製。届けようとした矢先の悲報だっただけに一層、深い悲しみに包まれた。

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2010年4月9日のニュース