裏切りの安藤6回4失点…阪神3連敗で借金2

[ 2010年4月9日 22:34 ]

 【阪神3―8ヤクルト】連敗脱出を託されたマウンドで、期待を裏切った。安藤は精彩を欠いて6回4失点。阪神は3連敗で借金2となった。

 一回早々に1点を失った。二回からは何とか無失点で切り抜けていたが、1点リードの六回に再びつかまった。無死二、三塁のピンチを招き、1死を奪ったものの、続くガイエルに内寄りに高く入ったスライダーを右越えに運ばれる痛恨の逆転3ラン。失意の右腕は「迷いがありました」と言葉を絞り出した。
 指揮官が「1年間、軸でやるということで任せている」と送り出した開幕こそ勝利したが、四回途中で4失点の前回登板に続いて結果を残せなかった。真弓監督は「何とか踏ん張ってもらわないと、あそこのイニング(六回)ぐらいはね」と右腕に自覚を促した。

続きを表示

2010年4月9日のニュース