横浜高OB対決…涌井まさかの初回6失点

[ 2010年4月9日 19:18 ]

 【ロッテ8―3西武】ロッテは左腕・成瀬、西武は涌井が先発。開幕戦で激突した横浜高の先輩と後輩が再び対戦した。1回1死二、三塁のピンチを連続三振で切り抜けた成瀬に対し、涌井は1死満塁から大松が左翼線に2点二塁打、サブローに右前打を許し、さらに、福浦が右ひざに自打球を当ててベンチに退いた後、代打神戸の3ランを浴び、いきなり6失点。

 「打席の中で冷静になれたのがいい結果につながった」と大松。ソフトバンク3連戦で10打数1安打と不振で、この日は早出特打ちをしたサブローは「練習通りの打撃が出来た」と、安堵感をにじませた。
 西武は3回に中村の左前適時打で1点を返すと、3回には高山のソロ、4回にも1点を奪い、3点差としたが、ロッテは直後の5回、大松のソロで突き放した。援護を受けた成瀬は8回途中まで3失点にまとめて3勝目。

 ▼ロッテ神戸 なにを打ったのか分からない。急な打席だったけど、自分の中でしっかりと準備をして打席に入った。犠牲フライを打つつもりで打ったのが最高の結果に繋がった。今季の初ヒットがこんなところで、こういう結果が出るなんて思ってもいなかった。とにかく興奮してもうなにがなんだか分からない。もう、言葉が出てこない。

 ▼ロッテ大松 打ったのはスライダー。最高です。この回の攻撃の前にキャプテンの剛が円陣を組んで「こういうゲーム展開なので気持ちを引き締め直して1点ずつ点を取っていこう」と檄を飛ばして臨んだ攻撃。先頭だったので、なんとか塁に出塁することだけを考えていた。感想?最高です。ハイ、最高です。

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2010年4月9日のニュース