松坂、紅白戦で無安打投球!26日2番手で初登板へ

[ 2010年3月22日 06:00 ]

今季初の実践登板をした松坂

 レッドソックス・松坂大輔投手(29)が21日(日本時間22日未明)、自軍マイナー選手の紅白戦に先発。背中や首の張りで調整が遅れ、今季初登板となったが、計32球を投げ、上々の内容だった。

 エプスタインGM、ファレル投手コーチがチェックする中、初回先頭の左打者をスライダーで見逃し三振。次打者に四球を与えたが、3番打者をカットボールで三ゴロ併殺。2回は3つの内野ゴロに仕留めた後、首脳陣の指示で状況を設定したケース打撃に変更。無死一塁から左飛、続く1死一、二塁では二ゴロ併殺と、打者8人に安打を許さなかった。ネット裏のスピードガンでは最速91マイル(約146キロ)も計時した。
 松坂は次回25日(同26日)のマーリンズ戦登板も決定。先発ではなくウェークフィールドの後の2番手で登板することは「イニング途中ではないし、問題ない。むしろ普段できないことだから好き」と前向きに話した。
 日本ではパ・リーグが開幕し、携帯のニュースサイトなどで、横浜高の後輩・涌井(西武)の活躍はもちろん、ソフトバンク・杉内、オリックス・赤田ら同級生の結果をチェック。「投手として刺激を受けた。結果しか見なくても、どんな内容だったのかは想像する」と松坂。復活へ刺激を受けた様子だった。

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2010年3月22日のニュース