花咲徳栄・五明“開花”!今大会完封一番乗り

[ 2010年3月22日 06:00 ]

<花咲徳栄・嘉手納>2安打無四球で完封した花咲徳栄・五明

 【センバツ第1日 花咲徳栄4-0嘉手納】これなら援護はいらない。0を9つ並べて今大会完封一番乗り。猛打のチームに花咲徳栄・五明が“エースの花”を咲かせた。

 「嘉手納はみんなドアスイング。低めに集めればゴロになる」。右打者に直球、左打者はスライダーを内角低めに投じて11の内野ゴロ。三振も7個奪った。わずか2安打完封。しかも無四球。岩井監督も「こんな五明は初めて」と驚いた。
 昨秋県大会前にまん延したインフルエンザでフォームを崩した五明は、出場校中最高チーム打率・403を誇る打線の庇護(ひご)を受け続けてきた。32校のエースで防御率が唯一4点台(4・30)の左腕は、小さくなっていたフォームをテークバックを大きく取るよう矯正。地下足袋ピッチングの成果も見せて「イメージ通りの投球」と笑った。

 ▼花咲徳栄・橋本(8回に春夏通算1900号の右越えソロ)1900号は知らなかったけど大会1号は狙ってた。

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2010年3月22日のニュース