松井秀「見切り発車…でも、どこかでやらなくては」

[ 2010年3月22日 15:23 ]

マリナーズ戦の4回、中前打を放つエンゼルス・松井秀喜

イチロー4の2!松井秀2の1!マリナーズの勝ち!

 【エンゼルス6―12マリナーズ】エンゼルスの松井秀喜が2008年6月15日を最後に遠ざかっていた外野守備に就く。「見切り発車かもしれないが、どこかでやらなくてはいけない」と、指名打者制のないドジャース戦で自分を試す考えだ。
 ソーシア監督に意向を問われて応じたものの、古傷のひざの不安は「ないといえばうそになる」と打ち明ける。練習でも負担の大きい動きは避けてきたが、外野手として一つ先の段階に進む決断を下した。
 4日ぶりのオープン戦では4回に9打席ぶりの安打を放った。速球に詰まりながらも中前に運び「ちゃんとしたスイングはしている」と実感。変化球を見極めた2回の四球を含め、打撃の精度は着実に高めてきた。「その時のベストを尽くす」という姿勢を貫きながら開幕に近づいている。(共同)

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2010年3月22日のニュース