雄星、怒られちゃった…しっかり、ゆっくり、大きく!

[ 2010年3月3日 06:00 ]

研修会で深沢氏(左)のインタビューへの対応指導を受ける西武の雄星

 「2010年 NPB新人選手研修会」が2日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で開かれ、12球団の新入団選手ら85人が参加。西武・雄星投手(18)が模擬インタビューでダメ出しされる一幕もあった。

 5講義目に、落とし穴が待っていた。元ニッポン放送アナウンサーの深沢氏による「話し方講座」。西武・雄星は巨人・長野に続き、壇上で模擬インタビューを受けると「声が小さい!」と注意され「あ・い・う・えお」の発声練習も命じられた。

 深沢氏は「内容的には問題ないけど口の開け方が小さい。理想は指2本分」と指導。キャンプ中に涌井が「早口を直せ」と指摘したことにも触れ「しっかりゆっくりしゃべらないと。速いのはボールだけでいい」と続けた。
 雄星は「いつもは(テレビの)マイクがあるので、小さい声で大丈夫と思っていたんですけど、これからは意識していきたい」と苦笑い。それでもボキャブラリーの豊富さには合格点を与えられ、選手に配布された資料には自身のインタビュー記事が載せられた。
 また、ドラフト外からはい上がった巨人・木村拓コーチの講演に「あらためてドラフトの順位は関係ないと思いました」と感銘を受けた様子。話し方講座では怒られても、5日のシート打撃登板で開幕1軍に向けて首脳陣から称賛をもらわなければならない。「投球フォームもまとまってきたので自然と結果が出ると思う」と自信ものぞかせた。

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2010年3月3日のニュース