5回無失点!先発・大嶺に成長の跡

[ 2010年3月3日 15:55 ]

横浜戦に先発し、5回を無失点と好投したロッテ・大嶺

 【ロッテ4―0横浜】ロッテは先発の大嶺が5回を3安打無失点と安定した投球で、成長の跡を見せた。4番候補の金泰均は変化球に対応し、2二塁打、2打点。横浜の清水は初登板で3回2失点。抑え候補のブーチェックは一発を浴び1回2失点だった。

 ≪西本指令に応えた≫「4年目の改造計画」は順調に進んでいるようだ。ロッテの大嶺が、オープン戦初登板で5回を無失点。「テーマは腕を振ること。自己採点は75点ぐらいかな」と、右腕は余裕の顔で振り返る。
 四回に村田を144キロ直球で三ゴロにねじ伏せるなど、球速は何度も140キロ台半ばを計測。無死満塁とされた5回のピンチでは、捕邪飛後に3ボールになる場面もあったが、落ち着いて無失点にしのいだ。普段なら疲れの出始めるイニングで成長の証しを示した。
 この日、登板前に西本コーチに出された「4、5回に球速を出せ」との課題はクリアした。「登板ごとに成長を見せてくれる」と西村監督。昨季は5勝止まり。大きな飛躍に向け、足場を固めつつある。

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2010年3月3日のニュース