桑田氏“優秀”だった学生生活、仲間と卒業旅行も

[ 2010年3月3日 06:00 ]

 元パイレーツで、早大大学院に在学中の桑田真澄氏(41)の卒業論文が「修士1年生優秀論文」に選ばれた。

 6日に東京・新宿の早大キャンパスで発表会が行われる。同氏は昨年4月、スポーツ科学研究科の修士課程1年制コースに入学。1年間の学生生活を送っていた。卒論のテーマは「野球道の再定義による日本野球界のさらなる発展策に関する研究」。現役選手にもアンケートを取るなどして書き上げた100枚を超える力作。何度も推敲(すいこう)を重ねた同氏は、担当の平田竹男教授(49)に「感無量です」と伝えたという。
 既に卒業に必要な単位もすべて取得済みで、今月25日に卒業式が行われる。平田教授は「授業もほぼ皆勤で、常に一番前の席に座っていた」と振り返った。現在、同期の学生らとグアムに卒業旅行中の桑田氏は「この1年間、内容の濃い勉強ができましたし、いい仲間にも巡り合えました。本当に感謝したいです」と話した。

続きを表示

2010年3月3日のニュース