4番でオープン戦初出場の城島が1安打!

[ 2010年3月3日 20:39 ]

3回を無失点で投げ終えた阪神先発のフォッサム(右)を迎える城島捕手

 【阪神3-6日本ハム】まだまだ全開とはいかないが、グラウンドで躍動する姿は存在感たっぷりだった。オープン戦初出場した阪神の城島が新外国人2投手を四回まで無失点でリードし、打撃でも2打数1安打。まずまずの内容にも、今季国内復帰した背番号2に納得する様子はなかった。

 金本が遠征を外れた中で、4番を任された。一回1死一塁の1打席目。内角の直球をやや強引に左前へ運ぶと、三塁に進んだ鳥谷を見てすかさず二塁へ。タッチアウトとなった走塁に「積極的に走った。用事があるんじゃないか、というくらいの暴走」と苦笑いした。三回、1死満塁の絶好機では初球の内角速球に反応したが詰まって二飛に倒れた。「いつも真っすぐの速い球を待っている。いい時もあれば悪い時もある」といら立ちをにじませた。
 二回には糸井に二盗を許し「完全にモーションを盗まれたし、走者の足が速かった。肩も弱い」とやや自虐的に言った。それでも、真弓監督は「うまく城島がリードしてくれてるんで安心でしょう」と信頼を口にした。
 仕上がりを問われた城島は「まあまあ」。いい面も悪い面も出た“初陣”に少し不満げだった。

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2010年3月3日のニュース