８年ぶり「ＭＫ砲」再会！Ｍに刺激、Ｋが頑張るのは…

キャンプ地を訪れた清原氏（右）と談笑するエンゼルス・松井

　海を越えて８年ぶりに「ＭＫ砲」が再会を果たした。エンゼルスの松井が、巨人時代の同僚・清原和博氏（４２＝野球評論家）の訪問を受けた。

　「巨人でずっと（一緒に）クリーンアップを打っていた訳ですから。特別な思いはある」。顔を合わせるのは、自身の巨人最終年となった０２年以来。がっちり握手を交わすと、ともに抱えるひざのケガにも話題は及んだ。
　６年間中軸を組んだ先輩が見つめる前で、松井はフリー打撃で今キャンプ最多となる４本の柵越えを放った。「状態も良さそうですし、相変わらず凄い打球を打っているなと思った。十分過ぎるくらい順調。僕もダイエットを頑張らなきゃいけない」と清原氏。過去にひざの検診でロサンゼルスを訪れた際、メジャーの試合を初めて観戦したのがエ軍の試合だったことも明かし「不思議な縁を感じる」と話した。
　松井も「僕は野球で頑張らなくちゃいけないけど、清原さんもひざのために少しずつ体を絞ってほしい」と笑顔でエール。立つステージは変わっても、互いを刺激し高め合う関係は以前のままだ。