捕って投げてヒザOK!松井秀「本番」の動きだ

[ 2010年3月3日 10:30 ]

シートノックに参加したエンゼルス・松井秀喜(左)

 より実戦的な練習が加わった。エンゼルスの松井秀喜は左翼に入り、シートノックに参加。「ひざの状態さえ良ければ、試合に入っても大丈夫」。昨年は一度も守備に就いていないが、不安な様子は見せない。

 ゴロを捕球しての本塁への送球や、左翼線の打球を処理して中継プレーの確認など。数は少なかったが、本番に近い動きだった。違和感なくこなし「あのぐらいだったら、今のところ大丈夫」と口調は明るかった。
 前日にはキャンプで初めてダッシュを行った。一夜明け「多少の体の張りはあるけど、ひざは問題ない」と言う。ひざへの負荷を徐々に高めても、ここまで状態は安定している。「何度か腫れが出た去年の経験がある。腫れが出ないようにしながら上げていきたい。慎重にやっている」。焦りは禁物と、手綱を締めることも忘れない。
 オープン戦は指名打者からの起用。出場時期について、ソーシア監督は「木曜日に様子を見て決めたい」と話した。4日(日本時間5日)の初戦からの出場の可能性も出てきた。(共同)

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2010年3月3日のニュース