メーカーから反発の声 使用球統一へ進展なし

[ 2010年3月3日 19:27 ]

 プロ野球の実行委員会が3日、東京都内で開かれ、来年からの試合使用球の統一について議論したが、問題点の確認に終始し、進展はなかった。

 1月の実行委ではメーカー1社への統一で意見が集約された。しかしメーカー側から「死活問題になる」といった反発の声が上がったほか、球団によっては複数年契約を結んでいることも判明。今後はメーカーを1社に限定せず、反発係数など基準の統一も含めて審議する。
 10月下旬のインターコンチネンタルカップ(台湾)へのプロ派遣については、16日の国際関係委員会で検討することを決定。昨年に続いて開催が見送られるアジアシリーズの代替大会や、米大リーグ選抜との日本代表強化試合も含めて議論される。

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2010年3月3日のニュース