昨年は台湾遠征中…オビスポ育成出身「シリーズ」初勝利

[ 2009年11月3日 22:32 ]

育成選手出身としては初めて日本シリーズで先発し、初勝利を挙げた巨人・オビスポ

 【巨人7―4日本ハム】ドミニカ共和国出身の巨人・オビスポが育成選手出身としては初めて日本シリーズで先発し、初勝利を挙げた。

 捕手の阿部からもっと球を散らすように指示されるなど、いつもほどの荒れ方ではなく、3本塁打を浴びる結果に。それでも、そのほかは単打1本に封じた。「結果が何より大事なので良かった」と手放しの喜びようだった。
 昨年の日本シリーズは2軍の台湾遠征中に見ていたという。「そのときも夢見ていたが、ここに立てるとは想像もしなかった。米国ならワールドシリーズに匹敵する。今から母にも電話したい」と笑みが絶えなかった。

 ▼巨人・オビスポ 正直、始まるまでは日本シリーズという事で緊張していたけれど、マウンドに上がると落ち着いて投げることができた。1,2戦目もそうでしたが日本ハム打線はつながりがあるし、甘い球は見逃してくれない。脅威を感じたが味方が必ず援護をしてくれると信じて投げました。ゲームを作る事ができたので満足しています。

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2009年11月3日のニュース