中3日のバーネット乱調「最悪の気分だ」

[ 2009年11月3日 16:26 ]

フィリーズ戦の1回、アットリー(左)に3ランを打たれたヤンキースのバーネット

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 【ヤンキース6―8フィリーズ】ヤンキースは今季初めて中3日で先発したバーネットの乱調が響いた。2回0/3で5四死球の6失点。ジラルディ監督は「中3日が原因とは思わないが、これまでのような制球力がなく、立ち直ることができなかった」と悔やんだ。
 1点を先行した直後の1回、先頭打者から安打と死球でピンチを招くと、3番アットリーに初球の甘く入った速球を右翼へ3点本塁打され、フィリーズに主導権を奪われた。3回は先頭のアットリーから連続四球を与え、連続適時打を許して降板した。
 過去の中3日の登板では3勝0敗、防御率1・64の好成績だったが、頂点を目前にしたマウンドで踏ん張れず、右腕は「敗戦は自分の責任。特別なチャンスをもらったのに最悪の気分だ」。
 それでもヤンキースは打線が終盤に2点差まで追い上げ、プレッシャーをかけた。敵地で2勝1敗と勝ち越し、3勝2敗。王手をかけた有利な状況で第6戦からは本拠地で戦う。ジラルディ監督はペティットを中3日で先発させるかについて「明日の練習を見て決める」と話した。(共同)

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2009年11月3日のニュース