阪神自滅…まさかの4連続押し出し

[ 2009年8月27日 21:56 ]

 【阪神1-4横浜】序盤から両先発が粘った。阪神・久保、横浜・三浦がともに六回までゼロを並べる投手戦。どこまでも我慢比べが続くと思われたが、先に音を上げたのは久保だった。

 七回、投手の三浦、下園に連打を浴びて招いた2死満塁のピンチでジョンソンを迎えた。ことごとく久保の変化球を見極めていた左の強打者と、この日4度目の対戦。カウント2―3からの7球目が惜しくも外角低めに外れ、均衡が破れた。「1点勝負ということは分かっていた」と久保。痛恨の先制点を与え、マウンドにしゃがみ込んだ。
 ここで真弓監督は久保から江草にスイッチ。だが、一度傾いた流れは止まらない。なおも満塁から佐伯に四球、吉村に死球、石川にも四球。めったにない4者連続の押し出し四死球で4点を失った。
 打線も苦手の三浦に1点止まり。「尻上がりに上がってきた。いつもやられているので何とかしないと」と指揮官。今季初の5連勝で勢いを本物にしたかったが、自滅に近い形で連勝が止まった。

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2009年8月27日のニュース