川上、突然崩れ連打浴びる

[ 2009年8月27日 11:51 ]

パドレス戦の6回に同点とされ、コックス監督(6)から降板を告げられるブレーブス・川上

川上“魔の6回”今季10敗目

 【ブレーブス5―12パドレス】決して悪い内容ではなかった。それだけに歯がゆい結果に違いない。2連勝、そして7勝目を狙ったブレーブスの川上は6回に突然崩れた。
 1回の無死満塁は4、5、6番打者を3人続けて外野フライに退けて無失点で切り抜けた。苦しい場面を脱した右腕を援護するぞ、とばかりに女房役で4番を打つマキャンの3点本塁打で先制した。
 それに応えるように立ち直った。3、4、5回は三者凡退。変化球で打ち取った。パドレス打線とは2度目の対戦。「自分の中に多少イメージが残っている。あとは捕手のリードで組み立てていきたい」と話していたが、ここまでは狙い通りだっただろう。
 悔やまれるのは6回。先頭打者から二塁打、単打、二塁打の3連打を浴びてしまう。さらに1死三塁から左中間二塁打されて同点になったところで降板した。
 救援投手も相手の勢いを食い止められない。チームはこの回に6失点。ベンチに戻る川上は悔しそうだった。

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2009年8月27日のニュース