巨人リーグ3連覇へM26!「この上ない3連戦」

[ 2009年8月27日 21:28 ]

中日に3連勝し優勝マジック26が点灯、タッチを交わし喜ぶ巨人ナイン

 ライバルを最高の形で退けた。巨人が中日との直接対決で3連勝し、優勝へのマジックナンバー26が点灯。原監督は「この上ない3連戦でした」と声を弾ませた。

 この日も投打がかみ合った。打線は三回2死一塁から小笠原の2ランで先制。2―1とされた直後の五回は、1死満塁から4番ラミレスが左中間へ2点二塁打を放って突き放した。この3連戦初安打の小笠原が「足を引っ張っていたので、何とかしたかった」と言えば、この日3安打し打率3割2分で首位打者に立ったラミレスも「個人のことよりチームの成績が大事」。全員が勝利のために力を尽くした。

 先発の久保も七回途中まで2失点で踏ん張る。思い切り腕を振り、中日の強力打線に恐れずに立ち向かった。「野球人生をかけてマウンドに上がった」という右腕は、役割を果たして安堵の表情。先発第6の男の好投を、指揮官も「谷間の先発で大事な試合に良く投げた。チームを救った価値ある投球」と絶賛した。

 巨人が1965年から9連覇を達成して以来、どのチームも果たせていないリーグ3連覇へ、力強く前進した。原監督は「明日以降も試合が続く。一試合ずつ戦うことが大事」と残り33試合を見据えた。

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2009年8月27日のニュース