打撃好調の松井秀　新人左腕に“格”の違い

松井秀、好調維持！打点なしも３試合連続マルチ

　【ヤンキース９―２レンジャーズ】２回、松井秀のバットが直球をとらえると、打球は一、二塁間を破って右前へ転がった。３回は、中堅に抜けそうな当たりの遊撃内野安打。ともにゴロだったが、しっかりと振り抜いた結果の２安打だった。
　相手の先発は、過去２度対戦している新人左腕ホランド。２度の顔合わせでともに本塁打している松井秀は、今回も２安打。「球はこれまでと同じように走っていた」と相手の出来を褒めたが、きっちりと格の違いを見せつけた。
　この日は４度の打席で２安打し、３試合連続の複数安打をマークした。松井秀は「少しでも打てた方がいいから、いいこと」。好調な打撃で、今月に入って１７勝６敗とア・リーグ東地区首位を独走するチームを支えている。（共同）