史上初の完全試合!名城大付・小林わずか88球! (1/2ページ)

[ 2009年8月27日 06:00 ]

完全試合を達成した名城大付の小林雄太投手

 第54回全国高校軟式野球選手権第2日は26日、兵庫・明石公園、高砂の両球場で1回戦残り4試合を行った。初出場の名城大付は小林雄太投手(3年)が大会史上初の完全試合を達成。東山、秋田商、神戸弘陵も勝ち、ベスト8が出そろった。

 【愛知・名城大付7―0大阪・初芝富田林】1メートル64、55キロの体がマウンド上で躍動した。完全試合を達成した小林は史上初の快挙と知らされると「本当に僕でいいんですか」と自身も驚きを隠せなかった。125キロ前後の直球で打たせて取る投球がさえた。「仲間を信じて投げただけ。堅い守りに助けられた」。手元で伸びる直球やストライクゾーンから逃げる巧みな変化球で打者27人に対し三振2、内野ゴロ8、内野飛球8、外野飛球2、邪飛7。投球数わずか88球で試合を終わらせた。
 今夏甲子園は同じ愛知の中京大中京が全国制覇を達成した。地方大会6試合中、5試合を完封している小柄なエースも「全国制覇を目指して頑張ります」と力強かった。

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2009年8月27日のニュース