ドジャース・大谷 今季2度目の「1番」で3安打!盗塁も決め日本選手歴代2位通算102盗塁

[ 2024年6月19日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース9-5ロッキーズ ( 2024年6月17日    デンバー )

ロッキーズ戦の4回、二塁打を放ったドジャース・大谷
Photo By 共同

 ドジャースの大谷翔平投手(29)は17日(日本時間18日)、ロッキーズ戦に今季2度目の「1番・DH」で出場した。ムーキー・ベッツ内野手(31)が左手骨折で離脱。代役として2番から繰り上がり、3安打1四球と4度出塁し、2得点1打点で9―5の2連勝に打線をけん引した。

水を得た魚のように躍動した。ベッツが休養で欠場した5月18日以来、今季2度目の1番打者で巧打と俊足、何よりも大谷の攻撃性が光った。標高1600メートルの敵地で、文字通り強力打線の先頭に立ち、駆け抜け続けた。

 1―0の2回2死二塁、スプリットに崩されかけたが、我慢の一振りで右前へ適時打を運んだ。リードを広げると、続く2番スミスの右翼線三塁打で生還し3点差として主導権を握った。4回もスプリットを捉え右中間へ二塁打。6回は逃げるシンカーに逆らわず、左翼線へ二塁打を続けた。5月14日のジャイアンツ戦以来、1カ月ぶりの1試合3安打。デーブ・ロバーツ監督は「翔平がリードオフに円滑に入り込んだのが大きかった」と新・斬り込み隊長の活躍に称賛の声を送った。

 終盤になっても積極性は増すばかりだった。5―1の8回先頭で四球を選び出塁し、二盗に成功。今季16盗塁目でメジャー通算102盗塁とし、日本選手歴代2位の松井稼頭央(ロッキーズなど)に並んだ。この回2得点のダメ押しを呼び、9回無死二塁でも二ゴロの進塁打で走者を三塁へ進めて9点目につなげた。不動の1番・遊撃だったベッツが前日の死球で左手骨折し、右肩腱板損傷の山本に続いて投打の主軸2人が離脱。重たい空気を1番に座り振り払った。「1番打者でも彼のアプローチに変わりはない。四球も選んでいたし、自分のゾーンを大切にしている。何よりあの左翼線への二塁打、久しぶりで良い兆候だ」と指揮官は好調さを感じ取っていた。

 ベッツに代わり遊撃を守ったロハスも、大谷と同じく3安打1打点2得点。5四球でキャリアハイ6出塁のフリーマンは言う。「ベッツの代わりなんて誰もできない。でもこのチームには経験豊富な選手たちがいる。シーズンが終わるわけじゃない。彼はいずれ戻ってくる」。全員野球で、不動の1番の帰還までつなげる。チーム全員の思いを代弁した。

 「ロハスはいいスイングを続け、翔平も先週からいい。我々は勝ち続けなければいけない」とロバーツ監督。2本の柱を失う窮地に、結束力は高まった。その常勝軍団の先頭を、大谷の全力疾走が引っ張っている。(笹田 幸嗣通信員)

 ≪日本ハム時代の1番は3試合のみ≫大谷の日本ハム時代の1番での先発出場は13年に1試合、16年に2試合の計3試合のみで9打数1安打。ただし、16年7月3日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)では右中間へ先頭打者本塁打を放った。これが唯一の安打で打率は・111。なおメジャーでの先頭打者弾は通算6本。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年6月19日のニュース