リニューアル甲子園で初練習 真弓監督「いい雰囲気」

[ 2009年3月12日 17:14 ]

 阪神は12日、第2期リニューアル工事が終了した兵庫県西宮市の甲子園球場で初めて練習をした。真弓監督は「いい雰囲気。こんな球場を見せてもらうと開幕が待ち遠しくなる」と話した。

 選手は気持ちよさそうにフリー打撃やノックで汗を流した。銀傘が左右に広くなり、球場の風景が変わったが、鳥谷は「守っていたら上を見ることはない。グラウンド自体は一緒」としながらも「ナイターになれば、照明があるので」と新設された照明塔が気になる様子。矢野は「きれいになった。違う球場みたい」と印象を語った。
 これまで土の上に引いていた一塁線、三塁線を延長したラインは芝の上に直接引く形になる。真弓監督は「見づらいのは審判の人だけ。(球が)フェアグラウンドに落ちたつもりでやれば大丈夫」と気にする様子はなかった。

 ≪新井、開幕目指す≫右腕を痛めている阪神の新井は12日、甲子園での練習に参加した。ノースローでの調整を続けており、三塁で受けたノックでは送球を控え、フリー打撃も行わなかった。ただ、焦る様子はなく「やれることをしっかりやるということ」と話した。開幕を目指す意思を問われ「もちろん」と繰り返した新井。新しくなった球場については「いいですね。品がある」と気に入った様子だった。

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2009年3月12日のニュース