センバツ32校主将に“朝原魂”を注入

[ 2009年3月12日 22:23 ]

 北京五輪の陸上男子四百メートルリレー銅メダルのメンバーで、昨年現役を引退した朝原宣治氏が12日、第81回選抜高校野球大会に出場する32校の主将を対象とした「キャプテン研修会」で講演を行った。

 1999年に左足首を骨折したが「リセットして、ゼロに戻してやり直そうとした」という朝原さん。講演後、8日の練習試合で右手首を骨折した西条(愛媛)の井下真志主将を呼び「直前で残念だが、チームのためにできることをやってほしい」と激励。井下主将は「すごい勇気をもらった。自分も前向きに受けとめようと思った」と感激した様子だった。

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2009年3月12日のニュース