侍ジャパン 犠飛2本で追い上げる【速報中】

[ 2009年3月12日 05:30 ]

 日本代表は11日(日本時間12日)米アリゾナ州スコッツデールでジャイアンツと練習試合を行った。当初は松坂が先発で2イニング投げる予定だったが、WBC大会事務局の指摘で大会規定の登板間隔を満たしていないことが判明。急きょ田中が先発した。ジャイアンツの先発は昨季サイ・ヤング賞右腕リンスカム。

 田中は初回、先頭のウィンを四球で歩かせるとレンテリア、サンドバルに連打を許し、イシカワに犠飛も打たれ2点を失った。だが、2回はバリスに二塁打を打たれたが失点を許さなかった。

 一方、打線は初回に中島が安打を放ったものの、初回は3番青木、4番稲葉、2回にも、7番福留、8番阿部が三振に倒れるなど、いいところなし。だが3回、突然リンスカムが制球を乱しイチローが四球と二盗、中嶋が三振の後、青木に四球を与えたところで二番手・イングリッシュに交代した。イチロー、青木はダブルスチールと足でかき回したが、稲葉が倒れこの回も得点ならず。

 3回から日本は内海が登板。だが、レンテリアに本塁打を打たれるなど2点を失った。

 4回、ジャイアンツは3番手・タシュナーが登板。日本は小笠原、福留の連打で好機を築き、岩村の犠飛で1点を返した。

 5回、日本は4番手・ミラーから青木が二塁打を放った後、三塁まで進み、5番村田の犠飛で1点を返した。日本は3番手で涌井が登板し、無得点に抑えた。

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2009年3月12日のニュース