黒田が帰国 マダックスの報道に驚き

[ 2008年11月5日 18:36 ]

米国から帰国したドジャースの黒田投手

 米大リーグ、ドジャースの黒田博樹投手が5日、成田空港着で帰国し「あっという間に終わった。右肩の故障があって、ベストの状態に持っていくのに苦労した」と、挑戦1年目を振り返った。

 今季は、途中で故障者リスト入りし2週間ほど抜けたものの、先発ローテーションの一角を担い9勝10敗。「レギュラーシーズンは思い通りの投球がなかなかできなかった」と話した。
 一方でプレーオフでは2勝を挙げ「あの2勝は自信になった。来年は今季以上の成績を残さないとチームも苦しい」と、2年目に向けての手応えと主力投手としての自覚を示した。
 来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)については「話が来てからじゃないと考えられない」と話すにとどまった。オフは、肩の状態を見ながら、トレーニングを進めていくという。

 また報道陣から同僚のマダックス投手の引退の可能性を聞かされた黒田は「本当ですか」と驚きを隠せなかった。
 黒田は、マダックスのユニホームを購入し、サインをもらったというあこがれの存在。「すごく寂しい。いろいろなことを教えてもらった。355勝を挙げた投手と一緒に戦えたのは本当に財産」と話した。

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2008年11月5日のニュース