「技量がない」西武 2度判定に抗議

[ 2008年11月5日 06:00 ]

<西・巨>7回2死、鈴木尚(右)の一ゴロで小野寺がベースカバーへ一歩早く入るが、判定はセーフ

 【西武4-6巨人】西武の小林信次球団社長は9回、佐藤の打球が捕ゴロと判定された件で、パ・リーグに抗議したと明かした。西武側は「打球はファウルで、捕手のミットに当たってフェアグラウンドに戻ってきた」と主張。小林社長は「誠に遺憾。連盟担当から日本プロ野球組織(NPB)とパ・リーグに口頭で抗議した」と憤りを示した。7回にも鈴木尚の一ゴロでベースカバーに入った小野寺が先にベースを踏んだように見えたが、判定はセーフ。グラウンドで2度、抗議した渡辺監督も「(9回は)寂しいね。あれをファウルに見られないのは。大舞台で球審をやってはいけない。技量がない」と怒りをあらわにした。5日にセ、パ両リーグの審判部長、NPBにも抗議する予定だ。

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2008年11月5日のニュース