目玉のサバシア争奪戦始まる ブ軍破格の契約で決着か

[ 2008年11月5日 09:53 ]

 11月になり、米大リーグはストーブリーグに突入している。目玉の1人は、ブルワーズの左腕サバシア。3日にはメルビン・ゼネラルマネジャー(GM)が来季の契約を持ち掛けたと明言し、大物獲得の狂騒曲が始まろうとしている。

 サバシアは今季半ばにブルワーズに移籍してから11勝2敗、防御率1・65の活躍でプレーオフ進出に貢献。AP通信によると、メルビンGMは条件面の交渉には至っていないという。だが、28歳のサバシアは昨オフ、メッツに6年総額1億3750万ドル(約137億5000万円)で移籍した左腕サンタナにも負けない実績を持ち、破格の契約が予想されている。
 ブルワーズは一方で、選手育成に定評のあった350勝投手グレグ・マダックスの兄マイク・マダックス投手コーチの慰留に失敗。年俸60万ドルの3年契約という好条件を提示したレンジャーズに移ることになった。指導者は去ったが、投手陣の軸となるサバシアを引き留められるか。(共同)

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2008年11月5日のニュース