大田 ラミレスのオーラに「ぼう然」

[ 2008年11月5日 06:00 ]

巨人・山下スカウト部長(左)と長谷川スカウト(右)の前で豪快なスイングを披露する東海大相模・大田

 巨人からドラフト1位で指名された東海大相模の大田泰示内野手(18)が4日、神奈川県相模原市の同校で山下スカウト部長、長谷川スカウトからあいさつを受けた。

 尊敬する先輩・原監督が引き当てた「交渉権確定」の用紙を手渡された大田は「やっと実感がわいてきた」と目を輝かせた。伝統のユニホームに袖を通す日が近づくにつれ理想の将来像も見えてきた。お手本は4番ラミレスだ。2日に東京ドームで日本シリーズ第2戦を観戦。サヨナラ弾を目の当たりにして「(オーラに)ぼう然とした」と驚き、「スケールが大きい。最後で打つなんて勝負強い。そういう打者に僕もなりたい」と4番襲名を目標に挙げた。
 19歳で遊撃の定位置をつかんだ坂本にも「高卒2年目で堂々とプレーをしている先輩がいることは自分も燃えるし、心の励みに感じた」と刺激を受けた。山下スカウト部長も「将来、坂本と三遊間を組んで巨人を背負ってほしい」と期待した。現在は年明けの新人合同自主トレに向け体力強化中。「プロはワンランク上。スイングスピードに磨きをかける」と進化を誓った。

続きを表示

2008年11月5日のニュース