阪神　久保田が１７３球“完投”

　昨季９０試合に登板した阪神の久保田が、今年も独特の調整で球数を増やしている。まずはブルペンで９イニングを想定。ボール球を続ければ四球となって走者が増え、最後の１人を打ち取るまで続く。１５日の球数は１７３球だった。

　日本代表の大野投手コーチも観察。実戦を意識した練習法を褒めた上で「ああいうタイプの投手が欲しい」と、連戦が続く北京五輪の中継ぎ候補として名前を挙げた。久保田は「頑張ります」と控えめに話した。