変化球交え53球!中田“プロ初登板” 

[ 2008年2月15日 19:32 ]

梨田監督(右)が見守る中、投球を披露する日本ハム・中田

 日本ハムの大物新人、中田(大阪・大阪桐蔭高)が全体練習後にブルペンへ直行。高校時代に背番号1をつけて甲子園のマウンドに立った勇姿を再現した。

 三塁守備に悪戦苦闘する中田が見切られたのかと思われた。だが、この日は16日の練習試合(阪神戦)に備えて軽めの練習で終了したため、サービス精神旺盛な梨田監督がルーキーに“プロ初登板”の機会を与えた。
 中田は気合十分でマウンドへ。振りかぶっての豪快なフォームからスライダー、パームなど変化球を交えて53球を投げ、最速142キロを計測した。自らも座って10球を受けた梨田監督は「思ったより制球が良く、球の回転も良かった」と納得の表情を浮かべた。
 投球後の中田は「気持ち良かった」と声を弾ませたが、中田が一人二役で「投手VS打者」となった場合の予想を問われると「打者中田、アーチ(本塁打)です。棒球なので」。あらためて打者一筋でのプロ生活を誓っている様子だった。

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2008年2月15日のニュース