クレメンスは恩赦受けると弁護士

[ 2008年2月15日 10:06 ]

 米大リーグのロジャー・クレメンス投手(45)の薬物使用を証言した元トレーニングコーチ、ブライアン・マクナミー氏の弁護士は14日、同投手はブッシュ大統領の地元テキサス州に長く住み、大統領一家と親密な関係にあるため、大統領権限に基づく恩赦を受けることになるとの見通しを示した。AP通信の電話取材に答えた。

 クレメンスは13日の米下院公聴会で、ステロイドやヒト成長ホルモンなどの薬物使用を全面否定した。しかし、マクナミー氏側は薬物使用の「証拠」を連邦捜査官に提出しており、クレメンス氏訴追の可能性を念頭に置いた発言とみられる。
 これに対し、フラット大統領副報道官は「クレメンス氏が訴追されたといった話は聞いていない」とかわした。(共同)

続きを表示

2008年2月15日のニュース