斎藤 メジャーで異例の大幅増

[ 2008年2月15日 06:00 ]

 ドジャースの斎藤隆投手(38)が13日、メジャーでは異例の昇給を果たした。昨季から倍増となる年俸200万ドル(約2億1600万円)プラス出来高20万ドルで1年契約を締結。14日に38歳の誕生日を迎える守護神は「ハッピバースデー・トゥー・ミー。気持ちの整理がつきやすいし、スッキリした」と晴れやかな表情で話した。

 メジャーの選手は満3年で年俸調停の権利を得るため、3年目までは年俸が抑えられる傾向がある。2年で63セーブを挙げた規格外の実績が大幅増につながった。

 米メディアからは大型契約で入団した黒田との待遇差について問われたが「黒田は日本での実績に対する適正な評価。僕はマイナー契約から拾ってもらって、ここまで来たわけだから」と語った。

 ≪黒田 斎藤とキャッチボールで≫ドジャースの黒田が、キャンプ地で始動した。大雨のため予定していたブルペン投球は回避したが、室内練習場で筋力トレーニングを行った後、斎藤と約50球のキャッチボールで汗を流した。「凄く新鮮。球場の規模も違うし、日本とは違う雰囲気」。15日のキャンプ初日には約40球の投球を義務づけられているが「100%まではきてないですけど、ロサンゼルスで2回ブルペンに入り、変化球も投げている」と自信たっぷりに話していた。

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2008年2月15日のニュース