慶大 0―75惨敗の帝京大に善戦「選手はよく頑張った」

[ 2014年1月3日 05:30 ]

<帝京大・慶大>帝京大の激しいタックルに倒される慶大・浜田

ラグビー全国大学選手権準決勝 慶大14―45帝京大

(1月2日 東京・国立競技場)
 善戦も及ばなかった。慶大は0―10で迎えた前半36分、ロックの白子(3年)がFW陣の連続攻撃からインゴールに飛び込みトライ。ゴールも決まって7―10で折り返したが、風下の後半はフィジカルに勝る帝京大の圧力に屈した。

 就任1年目の和田康二監督は「選手はよく頑張ってくれたが、相手が一枚も二枚も上だった。その点を強化できなかったのは私の責任」と話した。

 ゲーム主将を務めたフランカーの浜田(4年)も「力の差はあった。ディフェンスで我慢しても、チャンスでトライを取りきれなかった」と認めた。ただ、昨年12月1日の対戦(秩父宮)では0―75と屈辱的な大敗を喫した王者に、最後まで抵抗し続けた。「(大学選手権からの)3試合で成長できたのは収穫。来年につなげていってほしい」と99年度以来の大学日本一を後輩に託した。

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2014年1月3日のニュース