明大 77大会ぶり6区区間賞 広瀬 新記録に5秒及ばずも「幸せ」

[ 2014年1月3日 09:28 ]

第90回箱根駅伝復路

(1月3日)
 山下りの6区で明大の広瀬(4年)が区間記録にわずか5秒及ばない、第58分16秒の快走を見せ、チームを7位から5位に浮上させた。

 中盤まで区間記録を10秒以上上回る走りで、前を行く拓大、青学大を抜き去った広瀬。「自分の力を出し切ることだけを考えた」と必死に前だけを見て走った。結果は区間新記録に届かなかったが、6区での明大の区間賞は戦前の1932年(昭7)の13回大会以来、77大会ぶりの快挙となった。

 1年生から6区を走り続け、区間16位、8位、2位ときて最終学年で区間賞を獲得。「あこがれの箱根で6区を4回走れたのは幸せ」と振り返った。1年生の時、箱根を走る前に支えてくれた母が死去し、最後の箱根で区間新記録の墓前に報告をしたかったが、「まだ競技を続けるのでその時に」と、広瀬の挑戦はこれからも続く。

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2014年1月3日のニュース