沙羅 開幕4連勝にも反省「もっと改善しなければ」

[ 2014年1月3日 23:21 ]

女子個人第4戦で優勝し、笑顔の高梨沙羅

W杯ジャンプ女子個人第4戦

(1月3日 ロシア・チャイコフスキー)
 開幕4連勝で女子歴代最多のW杯通算13勝目。オリンピックイヤーの初戦を飾った高梨沙羅だが、まず口にしたのは反省の言葉だった。「自分の満足いくジャンプをできなかったので、もっともっと改善しなければいけないと思う」。

 1回目が99メートルで、2回目は96・5メートルと、2回とも飛距離はトップではなかったからだ。テレマークをしっかり入れた完成度の高い飛躍で、得点ではライバルを上回ったものの、飛距離へのこだわりは強い。

 「特に2回目は体が突っ込み気味になる癖が出てしまった。次はそういうところが出ないようにしたい」。無敵の女王はソチ五輪で頂点を目指し、さらなる高みを追求する。

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2014年1月3日のニュース