【箱根駅伝】大東大 逆転10位で5年ぶりシード権 法大50秒差に泣く

[ 2014年1月3日 13:51 ]

11位でシード落ちとなった法大10区・高梨寛隆

第90回箱根駅伝

(1月3日)
 第90回箱根駅伝は3日、前日2日の往路に続いて復路(神奈川・箱根町~東京・大手町、108・9キロ)の5区間で行われ、来年の出場権をめぐる激しいシード争いが最後まで繰り広げられた。

 7位日大は5年ぶりにシード権を獲得、復路12位の帝京大は昨年4位の意地を見せて8位でゴール。9位には往路6位の貯金が効いて拓大が3年ぶりに来年の出場権を得た。
最後の枠は、9区11位の大東大がアンカー大西(4年)の激走で法大を抜いて10位に入り、5年ぶりにシード権を獲得した。

 現役時代に山上りで活躍した大東大の奈良監督は「ハラハラしたけど、選手が頑張ってくれた」と胸をなで下ろした。2011年、12年は出場を逃すなど低迷し、シード権獲得は4位になった09年以来。4年の吉川主将は「優勝を狙えるチームになってほしい」と後輩に夢を託した。

 法大はわずか50秒差で涙をのみ、12位の中央学院大も57秒差だった。両校とも来年は予選会から箱根を目指すことになる。

 ▼総合順位
1位東洋大 2位駒大 3位日体大 4位早大 5位青山学院大 6位明大 7位日大 8位帝京大 9位拓大 10位大東大 11位法大

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2014年1月3日のニュース