東洋大 酒井監督“攻めの駅伝”貫く「強い駒大がいたから強くなった」

[ 2014年1月3日 14:20 ]

第90回東京箱根間往復大学駅伝でゴールする東洋大のアンカー、大津顕杜

第90回箱根駅伝復路

(1月3日)
 2年ぶり4回目の総合優勝を果たした東洋大は3区から一度もトップを渡さず歴代2位となる10時間52分51秒の記録で逃げ切った。歓喜の胴上げで3度宙に待った酒井監督は、「率直にうれしい」と顔をほころばせた。

 出雲で2位、全日本でも2位など、三大駅伝で5レース続き箱根の優勝は譲れない願いだった。「心が折れそうな時も選手たちはあったはず。今日は闘争心あふれる走りでチームの絆と強い気持ちで乗り越えてくれた」と、指揮官がモットーとする“攻めの駅伝”が終始貫いたことを手放しで褒めたたえた。

 09年の就任以来、優勝3回、2位2回と強いチームを作り上げた。「チームメイト、選手、コーチに恵まれている。みんなの絆、チームワークだと思っている」と感謝。ライバルへの敬意も忘れず、「強い駒大がいて私たちは強くなってきた。さらにまた強いチームを作りたい」と視線はすでに来年を見据えていた。

続きを表示

この記事のフォト

2014年1月3日のニュース