稀勢 正月気分なし 初夢も見なかった、綱獲りモード

[ 2014年1月3日 05:30 ]

新年初稽古を行った稀勢の里

 大相撲の初場所(12日初日、両国国技館)で綱獲りを狙う大関・稀勢の里(27)が2日、東京都墨田区の田子ノ浦部屋で新年の稽古始めを行った。四股やすり足などの基本運動でたっぷりと汗をかき「納得して場所が終われば、横綱はついてくる」と勝負の場所に向けて意気込んだ。

 師匠(元幕内・隆の鶴)の年寄名跡変更に伴い、昨年末に千葉県松戸市から両国近隣に引っ越ししたばかり。元日は所属部屋で開かれた新年会には参加したが、初詣には行かず初夢も見なかったという。正月気分については「そういうのは全然ない」ときっぱり。「やることは一つ。土俵で頑張ること」と13勝以上の優勝が目安となる綱獲りに向けて、早くも照準を合わせていた。

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2014年1月3日のニュース