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ドイツ故障者続出も新世代が活躍…輝く未来見えた

[ 2010年6月15日 06:00 ]

 【W杯1次リーグD組 ドイツ4―0オーストラリア】輝くドイツの未来が見えた。開始8分の先制点。巧みなボールさばきで相手をかわした21歳のMFエジルがスルーパスを通し、20歳のMFミュラーが折り返してMFポドルスキのゴールを演出した。試合を通じて相手を圧倒した新生ドイツを象徴するゴールだった。

 「われわれはとても組織されていて相手にプレーさせなかった。4―0で勝ったんだから当然ハッピー」とミュラー。MFバラックら主力級5人が故障で大会を欠場し、エジルら昨年のU―21欧州選手権優勝メンバー6人が登録。23人の平均年齢24・96歳は、ドイツのW杯代表では34年イタリア大会に次いで2番目に若い。不安視する声もあったが、小気味よいパス回しからミュラーは後半23分に3点目を挙げ、エジルは4点目をアシストと新世代が活躍した。ドイツの若手にブレークの予感が漂ってきた。

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2010年6月15日のニュース