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腰痛で退場のブッフォン 次戦出場は不透明

[ 2010年6月15日 07:51 ]

<イタリア・パラグアイ>座骨神経痛のため前半だけで交代したGKブッフォン

 【W杯1次リーグF組 イタリア1―1パラグアイ】イタリア代表GKブッフォンは座骨神経痛のため、前半だけで交代した。ブッフォンはもともと腰痛持ちだが、雨の中での試合で、症状を悪化させたとみられる。リッピ監督は20日のニュージーランド戦について「出場は医者の診断次第」と言葉を濁した。

 代わってピッチに立ったマルケッティは2009年に6月に代表デビューした27歳。この試合は残り44分間を無失点で切り抜け、勝ち点1に貢献した。だが、W杯4大会連続出場、06年大会ではレフ・ヤシン賞に輝いたブッフォンに比べると、経験不足は否めない。

 ブッフォン自身は症状が軽いことを強調。「痛みは2日もすれば治まるよ」と、次戦出場は問題ないとしている。だが、守護神の負傷はカテナチオ(かんぬき)と呼ばれ伝統的に守備的戦術を得意とするイタリア代表の死活問題。場合によっては、優勝争いの行方にも大きな影響を与えそうだ。

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2010年6月15日のニュース