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セルビア“痛恨”終了5分前にハンドでPK

[ 2010年6月15日 06:00 ]

 【W杯1次リーグD組 セルビア0―1ガーナ】終了5分前のPK献上にセルビアのアンティッチ監督は「0―0が妥当な試合内容だった。ガーナは幸運だった」と悔しさをにじませた。ハンドを犯したMFクズマノビッチは「ヘディングしようとしたが、手が出てしまった」と初戦の厳しい結果に頭を抱えた。

 セルビア・モンテネグロで出場した4年前は3戦全敗。セルビアとしては初出場だが、協会のノルマは「最低16強」。欧州予選はフランスを抑えて首位通過。日本を3―0で破ったメンバーが1人もいない国外組で固めた編成で、隠れた強豪と評価されていた。
 後半29分にルコビッチが警告2枚で退場。同34分にはクラシッチが大きなチャンスをつかんだが、シュートはGKにはじかれた。18日のドイツ戦は引き分け以上が求められる。アンティッチ監督は「初戦の負けは痛い」と最後までさえない表情だった。

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2010年6月15日のニュース