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22年W杯招致へ 犬飼会長が“南米行脚”へ

[ 2010年6月15日 06:00 ]

 22年W杯日本招致委員会委員長の犬飼基昭日本協会会長(67)が招致活動のためW杯後に南米行脚を行うことになった。

 同会長は4月20日から5月4日まで南米、欧州で招致活動を行った。W杯開幕前にもFIFAのイベントなどで各国の理事と会談を重ねてきた。W杯後はFIFA理事のいるアフリカ諸国で招致活動を行う予定だったが、協会関係者は「今、どうやって招致活動を行ったらいいか、戦略を練り直している」と方針変更を示唆。「1度行ったから“もう、それでいい”というわけではない」として再度南米を訪問する準備を進めている。
 W杯招致活動において南米は大きな意味を持つ。14年にブラジルでW杯が開催されるため、日本が招致を目指す22年大会には南米から立候補国はない。南米から票を集めることが招致成功のカギを握る。前回の南米行脚ではブラジル、アルゼンチン、パラグアイの3カ国を訪問。3人のFIFA理事と対面した犬飼会長だが、2度目の訪問ではさらに強く“日本支持”を訴えることになる。

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2010年6月15日のニュース