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パラグアイ先制も…前回覇者イタリア意地のドロー

[ 2010年6月15日 06:10 ]

<イタリア・パラグアイ>先制点を挙げ、喜ぶパラグアイイレブン

イタリアは不満の初戦「彼らはただ守っていただけ」

パラグアイは満足げ「相手はイタリアなんだから」

 サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会第4日の14日、F組は2連覇を狙うイタリアがケープタウンのグリーンポイントスタジアムでパラグアイと対戦し、1―1で引き分けた。
 イタリアは前回大会の優勝に貢献したGKブッフォン、DFカンナバロら9人が今大会も登録されている。司令塔のMFピルロはけがで欠場。
 パラグアイは3大会連続出場のエースFWサンタクルスがベンチスタートとなり、バリオスとアエド・バルデスのドルトムントコンビがFWで出場した。
 序盤からイタリアDFが押し気味に試合を進めていたが、パラグアイが前半39分、DFトーレスのFKをDFアルカラスが頭で合わせて先制。前半を1―0で折り返した。
 イタリアは守護神のブッフォンが「背中の故障」(リッピ監督)で、後半からGKにはマルケッティが入った。後半19分、イタリアは左CKからMFデロッシの左足シュートで同点に追いつき、同27分には俊足FWディナターレを投入したが、追加点は奪うことはできなかった。試合後のリッピ監督は「我々はいいプレーをした」と試合内容を評価していた。

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2010年6月15日のニュース