オランダ戦では先発変更も…日本、ジョージで調整再開

調整する（左から）森本、中村俊、矢野

　サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）南アフリカ大会で１次リーグＥ組の日本は１９日に強豪オランダと対戦する。同組初戦でカメルーンを破り勢いに乗る日本は１５日、２大会ぶりの決勝トーナメント進出を大きく左右する一戦に向け、カメルーン戦の先発から外れた選手たちがベースキャンプ地ジョージで調整した。

　選手の多くが笑顔を浮かべる明るい雰囲気の中でスタート。厳しい寒さの下で、初戦を欠場した中村俊（横浜）や今野（ＦＣ東京）らがランニング、ボール回しなどで体を動かした。
　岡田監督はカメルーン戦後の記者会見で、オランダの最終ラインから正確なパスが前線に出ることを警戒。「それに対応できる戦い方、選手でいかないといけないと思っている」と話し、先発メンバーの変更を含めて戦術面を見直す考えを明らかにしている。
　１次リーグＥ組は日本とオランダが勝ち点３でトップに並んでおり、直接対決の勝者が決勝トーナメント進出を決める可能性がある。（共同）