水原一平氏に新たな捜査機関 国際弁護士が解説「水原さんが違法賭博にどれだけ取り込まれていたか」

[ 2024年3月28日 17:51 ]

水原一平氏
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 米カリフォルニア、ニューヨークの両州で弁護士資格を持つ国際弁護士の村尾卓哉氏が28日、TBS系「Nスタ」(月~金曜後3・49)にリモートで生出演し、ドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳・水原一平氏(39)を巡る問題で、新たな捜査機関が捜査に乗り出しているとの米メディア報道について解説した。

 球団から解雇された水原氏を巡っては、米連邦捜査局(FBI)内国歳入庁(IRS)が違法賭博と脱税について、さらに巨額の窃盗についてはカリフォルニア州捜査局が捜査を行っている。米スポーツ専門局ESPNは、水原氏に対する調査に、国土安全保障捜査局(HSI)も加わり、IRSと連携して捜査していると伝えた。

 HSIは国際的な犯罪組織によるマネーロンダリング(資金洗浄)などを捜査する機関。村尾氏は「HSIは国際的なマネーロンダリングというのを監視、捜査する組織ですので、おそらくボウヤー氏という元締めがやっていた賭博に関連して、もともとHSIも入っていたと思われる」と説明した。

 今のところ具体的な容疑は不明というが、元々は、賭博の元締めとされるボウヤー氏を捜査している中で浮上した、高額な送金。村尾氏は「水原さんが、ボウヤーという人物のやっている違法賭博にどれだけ取り込まれていたか。もしかしたら、彼が手駒としてかなり深く入り込んでいることもありえるので、HSIとかマネーロンダリングを捜査をできる機関が、彼も対象にして調べているということかなと思っています」と推測した。

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