【宝塚会見】宙組生徒急死問題で各組ヒアリング 歌劇団「まさにこういうことが足りなかった」

[ 2024年3月28日 16:39 ]

<宝塚歌劇団会見>謝罪する阪急阪神HD・嶋田泰夫代表取締役社長、同・大塚順一執行役員(右)、宝塚歌劇団・村上浩爾理事長(左) (撮影・奥 調)
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 宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)宙組に所属する女性(25)が昨年9月に急死した問題で、同歌劇団と親会社の阪急阪神ホールディングス(HD)が28日、大阪府内のホテルで行った。

 会見に出席した宝塚歌劇団の村上浩爾理事長は前回の会見にも出席。遺族側に証拠の提示を求める発言があり、世間から猛批判を受けた。それについて村上理事長は「非常に恥ずかしく、申し訳ない気持ちでいっぱい。非常に反省をしているし、ご遺族の方々にお詫びを申し上げたい」と謝罪した。

 急死した劇団員が所属していた宙組については、いまも公演を見合わせている状態。本来ならば5月中旬にも公演が行われる予定だったが、村上理事長は「現在、宙組のメンバーは個人個人でのレッスンを任意で行いながら心身の維持に努めてもらっている。今後は一定の時期が来ましたら発表させていただきたい」と答えるにとどまった。

 また、パワハラに関する問題を含め劇団員をめぐる環境について各組のヒアリング、コミュニケーションを行ってきたが、村上理事長は「まさにこういうことが足りなかった、今後もコミュニケーションは継続をしていきたい」と語った。また劇団全体についても「110年続いてきて、伝承すべきこともあれば、改善すべきこともあるし、やめるべきこともある。今後も検討していきたい」と改善策に全力を尽くすことを約束した。

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